クラミジア検査の解説 こんな時におすすめ・Q&Aや検査法
クラミジアは、ここが怖い!
- ・症状が出ず気づかないことが多い!症状が無くても身体をむしばんでいきます。
- ・放っておくと男性は精巣上体炎、女性は不妊症の原因に。
- ・女性の不妊症の1/3は、クラミジアが原因といわれています。
クラミジア検査は
こんなときにおすすめ
コンドームを使うのを忘れた!
1回の性行為における感染の可能性は30~50%1)とも言われています。
オーラルではコンドーム使ってない…
クラミジアは、「のど→性器」、「性器→のど」という感染経路もあります。
パートナーがクラミジア陽性!
パートナーの一方が治っても、もう一人が感染したままの場合は、ピンポン感染(うつし合い)を続けることになります。
ココが違う!
STDチェッカーのクラミジア検査キット
感度の高いTaqManPCR法
STDチェッカーのクラミジア検査は、TaqManPCR法で行っています。
<TaqManPCR法とは>
病原菌のDNAを増幅して調べる「核酸増幅法」の一種で、感度が非常に高く、わずか数個のクラミジアも逃しません。
調べる対象
・クラミジアそのものの存在を調べる検査です。
検査の時期
・感染の機会からすぐに検査できます。
検査物
- ・男性器への感染:
- 初尿
- ・女性器への感染:
- 腟分泌液
- ・咽頭への感染 :
- うがい液
検査結果のとらえ方
- ・陰性(-):
- クラミジアは検出されませんでした。
- ・陽性(+):
- クラミジアが検出されましたので、医療機関を受診してください。
採取はカンタン
性器への感染は、尿・腟分泌液。のどへの感染は、うがい液をとるだけでカンタンです。イラスト入りの説明書で採取方法を分かりやすくご案内。
専用のうがい液で、精度の高い検査
のどへの感染は、専用のうがい液で採取します。
うがい液だから、のど全体から採取でき、専用のうがい液で、検査物の保存性を高めました。
クラミジア検査 よくある質問
- 行為から3日目に検査を受けました。陰性(-)でしたが、潜伏期間だったのでしょうか?
- 潜伏期間(症状が出ない期間)であっても、感染していれば菌は存在します。
STDチェッカーのクラミジア検査は、病原菌が存在するかを調べる検査ですので、潜伏期間かどうか、にかかわらず検査できます。
- のどのクラミジアが陽性(+)でした。症状は全くありません。治療は必要ですか?
- クラミジアがのどに感染した場合、症状が出ることはほとんどありません。
しかし、オーラルセックスで相手の性器にうつしてしまいます。陽性(+)が出たら、まずは医療機関を受診していただき、適切に治療を受けてください。
- 保健所の血液検査でクラミジアが陽性(+)と言われましたが、STDチェッカーでは陰性(-)でした。どういうことですか?
- クラミジア検査には大きく分けて2種類あります。
検査の種類 陽性の場合… クラミジアそのものを調べる検査
尿・腟分泌液など現在感染している クラミジアの抗体を調べる検査
血液現在感染している、または過去に感染し現在は治っている
よって、過去に感染し、現在は治っている可能性が考えられます。保健所の検査内容についてご不明な点は、保健所へお問い合わせください。
- うがい液は、水道水で採取してもいいですか?
- 水道水でうがいをすると、水道水に含まれるの塩素等が、検出対象であるクラミジアのDNAを破壊する可能性があります。よって、STDチェッカーでは、採取専用のうがい液をお届けしています。採取の際は、専用うがい液をご使用ください。
- 専用のうがい液には何が入っていますか?
- 専用のうがい液は、純度の高い蒸留水と塩をあわせたもので、体液と同じ濃度に調整されています。塩素等の不純物が入っておりませんので、安定した正確な検査が可能です。
クラミジアのいろいろな検査法
核酸増幅法
特徴
- ・感度が高く、クラミジアがわずかでも検出できる
- ・感染の機会からすぐに検査できる
- ・スクリーニング検査として、医療機関でも採用されている検査法
クラミジアの遺伝子を何万倍にも増幅して見つけ出す方法です。
ほんのわずかなクラミジアでも見つけることができるとても感度が高い検査です。
核酸増幅法にもいろいろ
- ・TaqManPCR法※
PCR法の改良版。
偽陽性が多いと言われるSDA法の短所を解消した検査法です。 - ・SDA法
- ・TMA法
- ・Real-time PCR法
※STDチェッカーのクラミジア検査はTaqManPCR法で行っています。
酵素抗体法(血液による抗体検査)
特徴
- ・血液中のクラミジア抗体を調べる検査
- ・感染の経験があると、治っていても陽性(+)となる
クラミジアに感染すると、体内でクラミジアに対する抗体が作られます。クラミジア抗体にだけくっつく光る物質を反応させ、光ぐあいを測るのが酵素抗体法(EIA法)で、感度が高い検査です。
クラミジア抗体は、一度感染すると、完治した後も残りますので、この検査では陽性(+)となります。そのため、クラミジアのスクリーニング検査(ふるいわけのための検査)ではあまり実施されません。
ただし、特に女性の場合、長期間感染に気づかないでいると、クラミジアが腟から子宮、腹腔内(お腹の中)へと進んで行き、腟分泌液の検査では検出できなくなる場合があります。そのような場合に用いられる事があります。
イムノクロマト法
特徴
- ・クラミジアそのものの存在を調べる検査
- ・30~60分ほどで結果がでる
- ・他の検査法に比べて感度は低くなります。
市販の妊娠検査薬に似たキットを使って測ります。尿や腟分泌液などの検査物から抽出液を作り、これを検査キットに垂らして時間をおくと、結果がわかります。
すぐに結果がわかるので、適切な治療に早く結びつくというメリットがありますが、他の検査法に比べて、偽陰性・偽陽性が多いというデメリットもあります。
※ちなみに、このキットは一般のお客様には販売されていません