高リスク型HPV検査の解説 こんな時におすすめ・Q&Aや検査法

高リスク型HPVは、ここが怖い!高リスク型HPVは、ここが怖い!

  • 感染が長く続くと子宮頸がんの原因になることがあります。
  • 女性の8割が一度はかかるありふれたウイルスだから、定期的な検査が大切。

高リスク型HPV検査は
こんなときにおすすめ

定期的な検査がおすすめです

HPVは、とてもありふれたウイルスです。感染自体は問題になりませんが、感染が長く続いて細胞の形が変化すると、治療の対象となります。高リスク型HPVが陰性(-)でも、定期的に検査を受け、陽性(+)の場合は、婦人科で確認するのがおすすめです。

性病検査STDチェッカー

ココが違う!
STDチェッカーの高リスク型HPV検査キット

性病検査STDチェッカーの内容物一覧

感度の高いPCR法

病原菌のDNAを増幅して調べる感度の高い検査法です。

自社の検査研究所

調べる対象

・16型・18型を含む高リスク型HPVの存在を調べます。

検査の時期

・感染の機会からすぐに検査できます。

検査物

・腟分泌液

検査結果のとらえ方

・陰性(-):
高リスク型HPVは検出されませんでした。
・陽性(+):
高リスク型HPVが検出されました。婦人科にて、細胞の変化を調べる検査を受けてください。

採取はカンタン

腟分泌液をぬぐってとるだけ。イラスト入りの説明書で採取方法を分かりやすくご案内。

分かりやすいイラスト入り説明書

「日本性感染症学会認定士」や「性の健康カウンセラー」がサポート

結果をみて、疑問が残る場合は、結果画面から匿名で相談することもできます。「日本性感染症学会認定士」や「性の健康カウンセラー」があなたの質問にお答えします。

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高リスク型HPV検査 よくある質問高リスク型HPV検査 よくある質問

高リスク型HPVが陽性(+)でした。治療は必要ですか?
高リスク型HPV感染そのものは病気ではなく、治療の必要はありません。90%以上の方は、免疫力などによって、ウイルスは自然になくなります。そのため「HPV感染」に対する治療はありません。ただし、感染が長期間続き、細胞の形に変化が現れた場合は治療を行います。STDチェッカーで高リスク型HPVが陽性(+)となった場合は、ひとまず、婦人科における子宮頸がん検査(細胞の変化が無いかを調べる検査)を受けて、確認することをおすすめしています。
検査で陰性(-)でした。もう検査を受けなくてもいいですか。
いいえ。HPVはとてもありふれたウイルスであり、再感染することもありますので、定期的な検査が必要です。
HPVワクチンを接種していれば、検査は受けなくてもいいですか?
HPVには100種類以上の型があります。そのうち、13種類ほどが子宮頸がんの原因とされる高リスク型HPVに分類されます。現在、日本で接種できるHPVワクチンは下記の3種類です。
  • サーバリックス(2価ワクチン):16型・18型の感染を予防する
  • ガーダシル(4価ワクチン):16型・18型・6型・11型の感染を予防する
  • シルガード9(9価ワクチン):16型・18型・6型・11型・31型・33型・45型・52型・58型 の感染を予防する

※16型18型:子宮頸がんの原因の約7割を占める
 6型11型:尖圭コンジローマの原因

16型18型は子宮頸がんを発症した患者の約7割から検出されるため特に注意が必要ですが、子宮頸がんの原因のすべてではありません。
ワクチンが効いて16型18型の感染が無くても、その他の高リスク型HPVに感染する可能性は考えられます。よって、ワクチンを接種していても、定期的な検査が大切です。

STDチェッカーのHPV検査は、どの型を対象にしていますか?
STDチェッカーにおけるHPV検査は、16、18型とその他ハイリスクグループを調べる検査です。その他ハイリスクグループには<31、33、35、39、45、51、52、56、58、59、66、68型>が含まれます。
男性のパートナーの検査はできますか?
恐れ入りますが、男性用のHPV検査は実施しておりません。また、一般的に医療機関等でも行われていません。HPVはとてもありふれた存在のウイルスであり、ほとんどの場合は自然に消滅します。
ただ、HPV感染が、中咽頭がん、肛門がん、陰茎がんなどの男性もかかるがんにも関係していることがわかっており、男性のワクチン接種が注目されはじめています。任意で自費接種になりますが、男性もガーダシル(4価)の接種を受けることができます。

高リスク型HPV 検査の意味

そもそもHPVって何?

  • HPV(ヒトパピローマウイルス)は、性行為により感染するウイルスですが、とてもありふれた存在です。性行為の経験のある女性の約8割が一生に一度は感染すると言われています。
  • HPVには100種類以上の型が報告されています。そのうち高リスク型HPV(16型・18型など)が子宮頸がんの原因と言われています。
  • 感染してもほとんどは免疫力などによって自然になくなります。
  • 長期間感染した状態が続くと、ごく一部の人で、感染した部分の細胞が変化し、がんになります。
高リスク型HPVの感染期間

<子宮頸がん検診とは>
子宮頸がん検診は、HPV検査と細胞診の2つを組合せて行います。

HPV検査

  • 子宮頸がんの原因である「高リスク型HPV」に感染しているかどうかを調べる検査です。HPVそのものの存在を調べます。

※STDチェッカーの高リスク型HPV検査は、この検査に該当します。

細胞診

  • 子宮頸部から採取した細胞を顕微鏡で調べて、細胞の形に変化がないかを確認する検査です。

郵送検査では細胞診はできないの?
細胞診は「子宮頸部」から細胞を採取する必要があります。「子宮頸部」は腟の奥まった部分にあるため、自己採取で検査に必要な細胞を正しく取るのは難しく、安全面でのリスクも考えられます。ガイドラインでも細胞診の自己採取は認められていません。
ちなみに、HPVの検出率は、医師による採取と自己採取の間に差はなく、早期発見の補助として有用な検査です。