STD(性病・性感染症)を解決する性病の検査や治療など解決法について

「これって、何の症状?もしかして性病かな…?」「不安な行為があった。症状は無いけど、性病に感染したかも…?」あれこれ悩んでいるうちに、なんとなく「もういいや」なんて思っていませんか?
STDは自然に治らないので、放置せず、早い対応が大切です。
病院へ行く?性病検査キット?
ぜひ以下の解決法を参考にしてください。

今、症状を感じていますか?

明らかな症状がある

明らかな症状がある場合、医療機関で性病検査を受けましょう

病院へ行く

症状はない。でも気になる行為が…

症状はないが、気になる行為がある場合、性病検査を受けましょう

検査を受ける

まずは「症状があるかどうか」が
ポイント。
症状がある場合は、
医療機関を受診しましょう。

CASE01

症状はないけど、こないだの行為が不安…

検査を受けましょう
STD(性病・性感染症)の多くは、「症状を感じない」ことが特徴です。例えば、感染者数が一番多いクラミジアは、その典型的な例で、知らない間に症状が進行し、不妊症の原因になることがあります。また、パートナーに感染させてしまうかもしれません。
でも、症状が無いと、病院や保健所には行きにくいもの。自宅でできる性病検査キットなら、とてもスムーズに検査を受けることができます。

CASE02

明らかな症状が…これって性病?

病院へ行きましょう
明らかな症状がある場合は、医療機関の受診をおすすめします。例えば、膿が出ている、おしっこをする時に強い痛みがある、性器がかゆい、熱があるなど、明らかな症状を感じている場合は、ぜひ受診してください。
症状が出たきっかけを、恥ずかしがらずに先生にお話しすることが、適切な診断や治療につながります。

性病は何科を受診したらいいの?

STD(性病・性感染症)を診る診療科は、さまざまです。性病の症状は、男性器・女性器だけでなく、咽頭(のど)や全身にあらわれる場合もあるからです。
以下の表を参考に、受診してください。

性病の症状別、診療科の選び方

  性病科 泌尿器科 産婦人科 耳鼻咽喉科 皮膚科 内科 感染症科
性器に症状がある        
咽頭(のど)に症状がある          
皮膚に症状がある          
その他の症状、性行為に関する不安    

※実際に検査や治療が実施されているかは、事前に確認を行なってください。

もし、心配事が、一つの症状だけではなく幅広い場合には、なるべく性感染症に詳しいクリニックを受診しましょう。
「性病科」や「性感染症内科」はもちろん、「泌尿器科」と「皮膚科」の両方をかかげているクリニックなら、性感染症に詳しい場合が多いです。咽頭の感染についても相談にのってもらえるところもあります。
また、急増している梅毒については、最近まで患者数が少なかったため、皮膚科の先生でも診察した経験がなく、見逃されているケースがあると指摘されています。症状に加えて、思い当たる行為があるなら、専門性の高いクリニックの受診をおすすめします。

病院選びのコツ

クリニックのホームページをチェック
病気の情報についてホームページで詳しく掲載されているクリニックは、その病気について詳しい可能性が高いです。
日本性感染症学会の認定医の先生がいれば、性感染症の相談もしやすいでしょう。
受診の前に、電話などで問い合わせてみる
例えば、性病を診てもらえるかや、治療費用など、ご不安に感じている点は、事前に電話などで確認するのもいいでしょう。その場ですべての返答をもらうのは難しいと思われますが、クリニックの雰囲気を感じることができ、受診しやすくなるかもしれません。

CASE03

パートナーが陽性。
自分にも感染してる?

パートナーと一緒に
検査・治療が理想
パートナーがSTD(性病・性感染症)にかかっているときは、あなたにも感染している可能性があります。ここで、「ピンポン感染」をご存じですか?
片方だけが治ったとしても、性行為があれば、ピンポンのようにお互いの感染を繰り返してしまいます。だからこんな時は、パートナーと一緒に性病検査や治療を受けることが、とても大切です。

まずは、パートナーの主治医に相談を

まずは、パートナーが受診した先生に、ご自身の検査や治療について相談してみてください。
STD(性病・性感染症)の種類によっては、二人分のお薬を処方してもらえることもあります。

CASE04

新しいパートナーができた!

ぜひ一緒に検査&
セーファーセックスを
STD(性病・性感染症)は、誰にでも関係のある病気。新しいパートナーができたら、一緒に検査を受けて、二人のセーファーセックスを考える機会にしてみてください。
パートナーは遊び人じゃないし…と思っても、元カレや元カノ…考えだしたらキリがありません。
お互いを思いやり、良い関係を築いていくための最初のステップとして、性病検査を活用していただきたいと思います。

STD予防法について知る

セックスはお互いを理解しあうための大切なコミュニケーション。予防法について知ることで、相手と自分のカラダを大切にしてください。

STDの予防法を詳しく見る