免疫力とSTDについて
暑さで夏バテ気味、ダイエットでしっかり食べてない…
何かと免疫力が下がりがちな夏。STDにも要注意です!
免疫力は、病原菌から体を守ります
免疫力とは、病原菌が体内に入ってくるのを防ぐ力のことです。例えば、くしゃみや咳なども、免疫のしくみの一つ。
夏バテや、ストレス、睡眠不足などで免疫力が下がると、「風邪を引きやすくなる」といわれますが、これは免疫力が下がって「風邪の原因菌が侵入しやすくなる」ということです。
セックスで病原菌が侵入
それがSTD
時々、お問い合わせがありますが、「セックスをするだけ」では病気になりません。
STDは、自然発生するものではなく、感染している人からうつるものです。
セックスの時の接触で、クラミジアやHIVといった病原菌が体に侵入することによってSTDになります。 (詳しくは>STDとは)
免疫力が下がると、
STDに感染しやすくなったり
体の中の菌が悪さをすることも
免疫力が下がると、STDの病原菌も侵入しやすくなります。また、もともと体内に存在していた病原菌が暴れだして、症状があらわれることもあります。
例えば、ヘルペスウイルスは、一度感染すると治った後も体内に潜伏します。免疫力が下がってくると、ここぞとばかりにウイルスが増え、症状があらわれます。
女性に多いカンジダ菌は、もともと腟内に存在することも多いカビの一種。健康な時はなんともなくても、免疫力が下がってカンジダ菌が増えてくると、症状が出ることもあります。
ちなみにHIVは、この大事な免疫のしくみを壊していくウイルスです。
免疫力を保つことは
STD予防にも大切です
STDというと、特別な病気と思われがちですが、風邪をひくときと同じで免疫力にも関係があります。STD予防のためにも、適度に運動したり、ゆっくりと眠ったりなど、免疫力を高めるよう心がけてみてはいかがでしょうか。
ただし、STD予防に一番大切な、「セックスの相手を限定する」「コンドームを使用する」のも、忘れずに! (STD予防法)
コンドームを使わなかった!
そんなときは…
夏は気づかないうちに免疫力が下がりがち。一方で、開放的な気分になることも多いのではないでしょうか? コンドームなしでセックスをしてしまって不安…そんなときは、検査を受けることをおすすめします。